はじめに
夏セールで「しゅがぽ☆ベストセレクション」を買いました。だってすごくないですか?4本入ってて500円ですよ?1本125円ですよ?凄いですよね!というわけで買ったしやろうと思って一番評判良さそうなこれをやることにしました!他のはやるか未定です!
ちなみにサブタイトルの「Poupee de souhaits」はフランス語で「人形の願い」という意味らしいです。
フランス語なのは...フランス人形とか...?
作品紹介
ブランド:Sugar pot
発売年:2014年
CG数:111枚(内HCG40枚、SD20枚)
シーン数:22シーン
音楽数:Vo4曲(short&full)BGM14曲
プレイ時間:17h41min
推奨攻略順:美朋→天音→エナ→トワ
評価
70/100
・キャラクター 20/30
深作 友紀
プロのフィギュア原型師として活躍する主人公。一部からは「神」とすら呼ばれている。幼い頃を阿須葉とトワと過ごした時期がある。
トワ
cv.かわしまりの
156cm/88/56/85
友紀が幼い頃、阿須葉の屋敷で交流したドール。マスターである友紀のことが大大大大大好き。この作品の全てがトワのためにあると言っても過言じゃない。他ルートでも暴走するし一番かわいい。
エナ
cv.青葉りんご
145cm/72/52/74
トワと共に友紀の前に現れたもう1人(1体?)のドール。人形遣いとして必要な知識や技術を友紀に託す使命をもっている。
駒久利 天音
cv.萌花ちょこ
150cm/81/55/80
人形操りとして最古の歴史を持つ駒久利家の現当主。珠璃という駒久利家に代々伝わる現時代最強の人形を遣う。この多様性の時代に「男って~よね」が口癖のTwitterにいたら叩かれそうな子。ツンデレ。
姫川 美朋
cv.小倉結衣
160cm/93/59/91
東隣学園生徒会長兼ドール研究会会長。実家は超お金持ち。でも中身はオタクでかわいいものが大好き。友紀のファンでもある。
・シナリオ 20/30
明るい雰囲気で誤魔化しているけど本質は暗い話だと思う。トワ√エナ√だと特に顕著で当人たちは幸せそうなんだけど傍目から見ると本当にそれでいいのか?ってなる。綺麗な物語じゃないしご都合的な救いもない話は賛否が別れそうだけど俺は好き。綺麗な物語も好きだけど。基本的に面白ければなんでも好き。
・CG/音楽 21/30
セツナ〇リップを思わせる軽快なOPは本当に好き。この作品を知ったきっかけでもあり、一時期毎日聞いていた曲。ただBGMは少なかったのが残念。CGはメルヘン?ふわふわしてる感じの絵柄でかわいい。
・エロ 5/10
なんか、べつに、何がどうだからこの点数とかじゃなくて、単になんか、抜けなかったんですよね。なんでだろう?
・特色 8/10
トワ√エナ√天音√は人形の特異性やその危険性等よく書けていると思いましたが美朋√は美朋が人形や人形遣いでないのもあって人形との関連がいまいち薄いくてちょっと残念でした。
・不満点 -4/-10
これって2014年の作品だよね?なんで画面小さいの?これがこちらのパソコンがどうのこうのならごめんなさい。でもね言うまでもなく画面が小さいのはそこそこストレスなのよ。古い作品ならしょうがないかで納得できるけど2014年の作品ですよね?ね?もっとがんばろ?
あとログ見て戻るとボイス途切れるのもやめよ?もっとがんばろ?
あとログからシーン飛べないのもやめよ?
あとから思ったけど戯画作品とかシステム良いのばっかやってたからその弊害かもしれない。
内容だと、もう少し人形遣いの修行みたいなのを描写してほしかったです。知らない内に学んでたりしたので。
共通ルート
序盤からテンポがはちゃめちゃに良く、設定などで多少置いていかれる部分もあったがドタバタ感あって楽しめた。全体を通してのトワ天音漫才とか。その一方天音の仕事やトワの洗浄など暗い部分も見え隠れしていて面白かった。
個別ルート
美朋√
唯一一般人のヒロイン。個別√もそれに伴い他の√よりも人形関連の関わりが薄い。付き合う前から3回くらいキスしてたりキス魔のイメージが強い。エナ関連以外は1番テンション高めというか明るい話だった気がする。友紀も惚気けまくりだったし。天音と敵対するのもこの√の目玉だと思っていてトワvs珠璃とか盛り上がった。ただ美朋父が話してみたら理解ある父親すぎて作中で言われているほど恐怖を感じる存在じゃなかったのは少し残念でした。
天音√
天音と珠璃のお話。アホの子だけど一生懸命考えて自分なりに筋を通す天音のキャラが掘り下げられていて魅力的だった。正直なことを言うと珠璃の黒き焔関連はあんまり理解していない気もするが(徹夜してたせいで...)珠璃の別れのシーンはセピアなCGも相まって良かった。EX√以外で唯一3Pがある√。
エナ√
阿須葉の技術を友紀に伝える使命を持つエナは役目を終えたら停止(逝去?)するという設定を持ち、事実美朋√天音√トワ√では√内で停止かエピローグで姿を見せませんでした。そんなエナを器を変えることによって生きながらえさせる√。この√は好き嫌い別れそうな√ですね。人によってHAPPYENDかBADENDか別れそう。器を移し替える前の結婚式はこの作品の中でもお気に入りのシーンです。
トワ√
メインヒロインだけに一番力を入れて作られていだと思う√。そんな√だけに共通√からぶっ飛ばしてきたトワのかわいさと過去、作品全体の暗い部分がよくできていると思いました。ていうかトワかわいい。
母親と再会させるのは友紀くん軽率じゃないかな?と思ったけど最後のシーン含めて友紀くんはその軽率さがいいんだと思います。人間臭さと言ってもいいかもしれない。天音がそうであるように客観的に見たら最後の友紀の決断は有り得ないんだろうけれど、愛する人と別れなきゃいけないなら間違っていても心中する覚悟で生きていく。トワはエナや学園のことを忘れて自分のことしか覚えていけないけれどそれでもトワを愛しているから一緒にいたい。友紀のエゴのようにも感じるけどそこに人間臭さを感じるというか。天音が言っていたように友紀とトワは2人だけの世界で生きていくんだと思います。エナ√と同様賛否両論になりそうな√ですが個人的には友紀くんの人間臭さを感じるので好きです。
総評
キャラのところにも書いたけどトワのためにこの作品があると言っても過言じゃないと思う。それくらいトワ√が印象に残った。
全体的にビターエンド感漂う作品で人によっては泣けることが出来ると思う。いい作品。
トワ√以外でトワに交際バレした時の反応が好き。
トワ「交際!?」←この声