はじめに
夏なので(プレイした時は夏でした...)夏ゲーやろうと思って、ついでにサガプラ処女を散らそうと思ってやる事にしました。
ゲーム起動時のムービーが謎にディズニー感あって好き。つたわれ。
作品紹介
ブランド:SAGA PLANETS
発売年:2020年
CG数:110枚(内HCG43枚&SD20枚)
シーン数:24シーン
音楽数:Vo曲3曲&BGM28曲
プレイ時間:34h52min
推奨攻略順:凪子or栞里or理々→響→律→橘花
受賞歴
萌えゲーアワード2020準大賞
美少女ゲーム大賞2020総合部門17位
同大賞ムービー部門4位
同大賞キャラクター部門10位:鹿島理々
評価
79/100
・キャラ 25/30
遠野 遊
学年1位で柔道経験ありのハイスペ系主人公。でもそんなハイスペにも見えなかった。なぜだろう。
小日向 響
cv.水桃もな
155cm/87/57/81
初対面で「こいつキチ○イか?」と俺に思わせたおもしれー女。スケボーで登校しようとするおもしれー女。正直ちょっと苦手。
鹿島 理々
cv.澤田なつ
162cm/91/55/84
B91とかいうアホみたいなモノをお持ちの人。すごい。でかい。その包容力と声と合わせてママかな?って何度か錯覚した。
澤田なつさんの出演作初めてプレイしたけどすごく声がいいね。ママだよこれは。甘えたい。ママ。
好きな食べ物が「アイス」「みたらし団子」なんですがこの2つって好きな食べ物として両立するんだ。
柊 栞里
cv.丸葉紗綾
146cm/72/51/75
「○○先輩/さんがそう言うなら」bot。所謂クーデレ。クールというより不思議ちゃん系だけど。好きな食べ物が「マシュマロ」「キャンディ」でなんかかわいい。男は結局マシュマロとキャンディ好きな女に惹かれるんだよ。
この人の声も好きなのだけど出演作がこの作品しかなくて悲しい。他にあったら教えてください...
海堂 凪子
cv.明羽杏子
159cm/83/56/85
同級生2人年下3人に囲まれる唯一の年上ヒロイン。身長もおっぱいもママこと理々に負けているせいであんまり年上感が感じられない。包容力というより、クールビューティさで大人さを出してきている。
聖 橘花
cv.左利ぴんく
153cm/82/53/79
ウザかわタイプ。すごく好き。ウザかわはいいぞ。
遠野 律
cv.上原あおい
148cm/70/54/77
義妹=勝ち。cv.上原あおい=勝ち。cv.上原あおいの義妹=大勝利。お気に入りボイスという新時代の技術に初めて触れたのですが共通ルート終了時点で、気づいたら律のボイスが圧倒的に多いことに気づいた。かわいい。
・シナリオ 20/30
特に何の変哲もない学園での「青春」をテーマにした王道感溢れる物語。某批評サイトや感想を見る限り否多めな印象を受けるのだけど、傑作(らしい)前作金恋の後ということもあって目が厳しくなっているだけで十分良作だと思う。凪子√をはじめ「え?」ってなる所もあったけど。
・CG/音楽 25/30
さすがサガプラ、さすが2020、絵が綺麗だ。遊の服装がいつ見ても私服とか突っ込みどころがないとは言えないけれど、綺麗か綺麗じゃないかと言えば間違いなく綺麗。このゲームを知ったきっかけでもあるOPの「Love♡Vacation」は軽快なアップテンポな曲で聞くと元気が出てくるいい曲です。打って変わってEDの「フカンゼンyouth」はかっこいい良曲。正直なんて言ってるのかは分からないけどサビ前の英語のとこが好きです。
・エロ 8/10
6人で24シーンと数自体は平均的なもののゆっぱり絵と声優の力は強い。でも強いて言うなら栞里と凪子が5じゃなくて理々を5、律を4シーンにしてほしかったなあ!(個人の感想です)
・特色 6/10
制服がえっちい。これ公立なんだよね?扇情的だからとかいう理由でポニーテール禁止の公立校もあるなかで真っ向から男子生徒の欲情を煽っていく素晴らしいスタイル。
後、立ち絵によって髪型が違うのもいいですね。ポニテ、ロング、お団子etc...色々な髪型があって楽しめました。
一方内容にはそれほど特別な要素は感じられませんでした。といっても悪い意味ではなく王道的という意味で学園エロゲのイベントを抑えててよかったです。
・不満点 -5/-10
・曲名表示つけてほしい。今流れてるBGMなんだろ~ってよくなるタイプなんです...。
・本筋に関わったりどんでん返しとしてのメタネタは好きなんですが、ただのネタとしてのメタネタはあんまり好きじゃないのでそこも少し残念でした。そんな面白くもなかったし...
・一部キャラがあまり好きになれなかった。(響、凪子)
共通√
大体5時間くらいのプロローグが共通ルートで本編でヒロインを選択して個別ルートに突入する珍しい構成。その短さとメインサブ合わせて6人のヒロインというのが相まって栞里や凪子は響や理々に比べて影が薄いように感じた。
共通√におけるラスボスと言える学園長も(理由はあるが)あんまりラスボスの絶望感みたいなものが感じられなかった。
逆に長所を上げるなら、ペットボトルロケットとかは本当に楽しそうでワクワクの青春が始まるんだって導入が上手かった。それだけに「校舎の屋上で花火」「体育館でロックライブ」などの青春エピソードがあれやったよな~で済まされたのが残念。
個別√
理々√
理々というかわいい生き物とイチャイチャする√。マジで終始イチャイチャしていた気がする。というか理々がかわいすぎる。
√に入ってから付き合うまでしばらくの間「理々が遊にアピール→自宅で悶える」の繰り返しだったんですがこれがまあかわいい。
恵まれた立場に生まれた理々と恵まれない立場に生まれた遊の対比がこの√の山場だったと思うんですが正直イチャイチャの前に霞んで行った...。
あらゆる所がでかい理々ちゃんはとてもえろかったですはい。を知らないとことか。
1番満足感あったかもしれない。キスCGが1番いい。
栞里√
なぜかめちゃくちゃエロが優遇されてた子。本当に理由はわからないけれどなぜかこの子だけ外出し中出しの選択肢があった。いやなぜに。
なぜ青春部メンバーはこれだけ一緒にいて不審なところがあってしおりん=栞里にたどり着けないのか。色々ん?ってなるところはあったけれど√自体はかれんちゃんが出てきた時はどうなるかと思ったけど形を変えて夢を追いかけるという終わり方は綺麗にまとまっていてよかったです。
凪子√
正直あまり好きでは無い√。気づいたらいなくなっていた合気道はどこへ...。合気道要素は果たして必要だったのか...。そして問題の解決手段が気合いでなんとかする!なんとかできた!でいいのか...。
律√
cv.上原あおいさんからの「兄」や「お兄ちゃん」はキラーワード。かわいい。
本筋の家族問題が重めなためか結構なギャグキャラ。響にオ○二ーバレしてるのかわいそうだけど面白い。出家しなきゃ...。
本筋の家族問題は先述した通り重めで病院での母親との決別シーンはこのゲームでも屈指の好きなシーン。
関係ない(?)けどゲーム終了時の「ゲームは終わっても、妹と兄の関係は終わらないよ」っていう律音声かわいすぎない?
響√
物語を引っ張る役割としてかなり強引なところがあるキャラなので好き嫌いが別れそう。というか正直あまり好きではないキャラ。ただ合わないと言うだけで響が好きな人も理解出来るし響の弱さが出たところは少し好きになった。
橘花√
メイン4人?全員?の√をクリアしないと解放されないグランドルート。グランドルートなだけあり力が入っていて各√でバラまいた伏線を回収して行った。バラまきすぎて展開がなんとなく読めたのは残念でしたが最後の最後でほんのちょっとうるって来ました。
総評
√によって違う青春の形を見せられた、という印象。ただ内容自体はキャラゲーの域を出ないとも思う。そしてキャラゲーなんだからキャラがかわいければいいと思うし実際理々や律などかわいいキャラがたくさんいたのでよし!